ユニクロについて色々情報収集をしていると、ユニクロはダサいという言葉を多々聞きます。一個人の意見になるのでなんとも言えませんが、私はダサいかダサくないかは着る人次第だと思ってます。
ファッションに長いこと携わり、このようにユニクロの情報を提供させてもらっているのですが、大事なのはダサいと言う人の事をいちいち考えるのでなく、自分がユニクロの服をどう思っているか、どのような服を提供していくれているのかをあなたで判断し、あなたがユニクロの服をどのように着るかが大事です。
▼内容
- ユニクロがダサいのか?
- ユニクロは面白いものを提供してくれる
- そもそもダサいとは?
- ユニクロにはいい商品が多くあります
ユニクロがダサいのか?
ここからは私の経験則でお話します。ちなみに私はユニクロの情報を発信していますが、ファッションに関しては、仕事として10年以上携わり、数多くの人(ファッションに卓越した人、ファッションに悩む人など)と出会ってきました。その経験からのお話をさせていただきます。
ユニクロはダサいファッションとは言い難いものがあります。
というのも、ユニクロを着ているオシャレな人もいますし、「それユニクロなの?」というような匠に着こなしている人も世の中にはたくさんいます。
ダサいと言う人の理由としては、経験上大きく2つあります。
・そもそもユニクロをあんまり知らない
・「数多くの人が着ている=着たくない」から
この2つです。
そもそもユニクロを知らない
ユニクロの商品の中には「これユニクロなの!?」と言う商品が数多く存在します。そして、機能性もよければ、質も良い商品が数多く存在します。
デザインや機能、品質よりも、安い、大量生産、ワンパターン、ダサいなどの自分で判断するというよりは世間のイメージが先行している事が多いです。
実際に商品を見て、自分で判断しているというよりは、イメージが先行して拡散している感じです。
あなた自身で商品を知り、洋服をしっかり見極める事が出来るのであれば、固定概念や他人の意見に流されることなく、”あなたにとって”ダサいかダサくないか判断できます。
「数多くの人が着ている=着たくない」から
多くの人が着ているから着たくないをダサいという言葉でひとまとめにしている事も多くあります。
これって何の洋服にでも当てはまりますよね。オートクチュールでもない限りこの世には同じデザインの服は少なからず2つ以上は存在します。
私が思うにただ単に「ユニクロがダサい」と決めつけてるに過ぎないパターンが多いです。
ちょっとここで、ユニクロのこれまでの取り組みや、販売してきた商品をご紹介します。
読み勧めでダサいと思えばダサいですし、ダサくないと思えばそれで構いません。
ユニクロは面白いものを提供してくれる
ユニクロは価格だけでなく、驚かせてくれるような面白い企画、商品をコンスタントに提供してくれています。ユニクロの洋服に携わった数多くのブランド達が、ユニクロの質を格段に上げてくれたと思います。
ユニクロ×ジル・サンダー(+J)
ユニクロに初めて驚かされたのは、プラスジェイというユニクロブランド名でトップデザイナーが関わった事です。プラスジェイの販売でガクブルになった人もいるのではないでしょうか。
ちなみにプラスジェイとは、ジル・サンダーとコラボレーションした商品です。これはかなり驚きました。ここからユニクロがちょっと違うぞ?と考え方が変わった人も多いでしょう。
プラスジェイに関しては、記事にまとめてますので良かったら読んでみて下さい。
ユニクロ×アンダーカバー(UU)
これは個人的にジル・サンダー並に衝撃でした。アンダーカバーはデザイナー高橋盾氏が務めるブランドで、パリコレクションの常連でもあります。
ユニクロとコラボして、UUという商品を販売しました。
一見ユニクロの商品にみえるのですが、ところどころでアンダーカバーのデザインが施されていました。
J.W.アンダーソン
JWアンダーソンはイギリスのファッションブランドで、創業者ジェイ・ダブリュー・アンダーソン。ロンドンを代表する最も革新的な新世代デザイナーらしいです。
すいません、JWアンダーソンの知識は当時皆無でした。笑
しかし、デザインを見ていただけたらわかるのですが、ユニクロクオリティーを遥かに超えた洋服たちです。
ユニクロ×エンジニアードガーメンツ
エンジニアードガーメンツをユニクロで知ったと言う人もいると思います。エンジニアードガーメンツはアメリカンクラシックをベースに捻りの効いた独特のデザインで有名です。
ニューヨークにも拠点があり、ネペンテスがオリジナルブランドとして鈴木大器氏がデザイナーとして立ち上げたのがエンジニアードガーメンツです。
ネペンテスは聞いたことあるかたも多いのではないのでしょうか。
人気俳優の菅田将暉さんがドラマでネペンテスの代表商品である「ニードルズ」のトラックパンツを着ていたことで有名です。
エンジニアードガーメンツと言えば、ニューヨークの一風堂(ラーメン屋)の制服を担当したことでも有名です。めちゃくちゃかっこいいです。
そのネペンテスのオリジナルブランドのエンジニアードガーメンツとコラボしたのは記憶に新しいのではないでしょうか。
コラボレーションとしてこれだけのブランド達と一緒に商品開発を行い、我々に良いものを提供してくれているのがユニクロさんになります。
ジーンズイノベーションセンター
ユニクロで提供しているジーンズはここで研究されています。
2016年に始動した、ジーンズイノベーションセンターはロサンゼルスにスペシャリスト質が集まり、最先端の設備を用いてジーンズを研究開発しています。
これ凄いですよね。ジーンズに特化した研究所です。
そして、世界トップクラスのデニムメーカーであるカイハラ社のコットン100%デニムを使用してるのも有名な話ですよね。
そのくらいジーンズに力を入れています。
私のオススメは、スリムフィットジーンズです。
そして、今ユニクロの代表格であるユニクロユー。
ユニクロユー
ユニクロユーはユニクロパリR&Dセンターのアーティスティックディレクター、クリストフ・ルメール氏が率いるパリのデザイナーチーム。最初はルメールと言う商品で販売いたしましたが、今はユニクロユーと改名されました。クリストフ・ルメール氏は2000年から8年間「ラコステ」のアーティスティックディレクターの後、2011年~2015年SSコレクションまでエルメスのウィメンズアーティスティックディレクターを努めていました。
ユニクロユーに関しても記事にしているので良かったらどうぞ。
これらはユニクロの商品の一部にすぎません。ユニクロはこの様に洋服に力を入れ、私達に良いものを提供しようと日々努力してくれています。
そもそもダサいとは?
「ダサい」ってすごく難しいですよね。
個人によって見解が違いますし、誰かがダサいと言ってしまえばダサくなる傾向もあります。
ここからは私個人的な意見ですが、ダサいかダサくないかはその人次第で、その人が本当に良いと思って着ているのなら、オールOKと私は思っています。
着たければ着ればいい、着たくなければ着なければいい。
ユニクロにはいい商品が多くあります
もちろん、全てとはいいませんが、いい商品を我々に提供しようと努力してくれています。
だからといって、商品が良いか悪いかは別の話です。
しかし、私の知る限るユニクロはファッションに使えるものをしっかり提供してくれていると私は思います。
まとめ
長々とユニクロの話をしましたが、文章を読んでもユニクロの商品が良いか悪いかは分かりません。実際にあなたの目で洋服を見て、確かめて、自分で判断して見て下さい。
きっと良い商品が見つかるでしょう。