Source:https://bit.ly/33COvGU
ユニクロには数々のコラボレーション商品が多く存在します。
その中でも、コラボレーションの先駆けともなったのがこのプラスジェイ!
では、一体プラスジェイとはどういった商品なのか見ていきましょう。
ユニクロの+Jとは?
+J(プラスジェイ)とは、ユニクロと有名デザイナージル・サンダーとのコラボレーション商品です。これ結構すごいことです。いや、かなりやばいです。
2009年のF/Wから5シーズンに渡って展開された商品で、商品価格も普通のユニクロ商品と比べてお高くなっています。ですが、ジル・サンダーファンからしたら考えられない価格での販売になるのですが。
ユニクロのお高い商品で、有名デザイナーが手掛けた商品として有名なのがユニクロUだったり、JWアンダーションなどの商品がありますよね。有名ブランドとのコラボで言うのならば、エンジニアガーメンツや、昔はアンダーカバーなどの商品ともコラボしましよよね。
商品の傾向
値段は一般的なユニクロ価格ではなく、ちょっとお高い。しかし、ジル・サンダーファンからしたらめちゃくちゃお手頃。
商品の数としては限りが有る。一瞬で売り切れる可能性大
ジル・サンダーの質が高く、シルエットが洗礼され、シンプルながらも気高いスタイル
この様に、ユニクロが有名デザイナーとコラボした商品として有名なラインナップの1つとして、プラスジェイがあります。
ちなみにプラスジェイが発売されていたのが、2009年のF/Wから5シーズンに渡って展開されていた商品なのですが、再度2020年のF/Wから再度復活。詳しく言うと5シーズンではなく、実は一時的に復活した時期がありまして、2014年9月に一度復活(https://bit.ly/2Swuv28)しています。参考程度に見てみてください。
この復活した時は本当にすごくて、復活販売した際、速攻で売り切れました。この時は、販売店舗も限られていてオンラインと12店舗のみの販売。しかも、販売店舗によってはフルラインナップのお店でなかったり。
では、ジル・サンダーとは一体誰なのか。知らない方のためにブランドの系統と一緒にお話していきます。
▼ユニクロコラボレーション商品
ジル・サンダーとは一体?
Source:https://bit.ly/33COvGU
ジル・サンダー(Jil Sander)はドイツのハンブルグにブティックを開設しました。
本名はハイデリー・イリーネ・ザンダー。
ミラノを拠点としたデザイナーです。
どういった商品なのか
そもそも、ジル・サンダーという商品は、黒と白のモノトーン、グレーなどをベースに過剰な装飾でなく余計だと考えるものを削ぎ落とした引き算を繰り返し、素材の質が高く、シルエットが洗礼されていることにより、シンプルながらも気高いスタイル特徴でありそのミニマリズムが評価されているのが特徴。ジャケット、コート、シャツなどが有名ですよね。
ジル・サンダーが出てきた70代のファッションとしては、この様なスタイルとは相反する傾向のスタイルが多く、もちろん評価する人もいたと思いますが評価されるのには時間がかかったのではないでしょうか。今だからこそ、ミニマリズムは評価され、ミニマリズムが当たり前の様な風潮が否めないですが、以前はそうではありませんでした。
ただ、今も昔もジル・サンダーの手掛けた洋服はトップレベルにあり、時代が追いついてきた感がありますね。そして、ユニクロで爆発的に多くの人に認知されたのではないでしょうか。
ジル・サンダーの現ディレクターが凄い
ルーク・メイヤー(Luke Meier)とルーシー・メイヤー(Lucie Meier)が有名です。ちなみに夫婦です。
ふたり揃ってジル・サンダー(Jil Sander)のクリエイティブディレクターに迎えられる前は、ルークはシュプリーム(Supreme)のヘッドデザイナーを務め、OAMCを立ち上げた。OAMCはファッションブランドです。
ちなみにルーシーは、ルイビトン(Louis Vuitton)とバレンシアガ(Balenciaga)で経験を積んだ後、ディオール(Dior)のヘッドデザイナーを務めていました。
現在、ジル・サンダー自身はディレクターはしていないが、現ディレクターも素晴らしいですよね。以前はラフ・シモンズも携わっていたという事実。
ジル・サンダーの歴史
Source:https://www.jilsander.com/ja-jp/
ざっくりですが、ジル・サンダーの歴史について見ていきましょう。
1968年:ドイツのハンブルクにブティックを開設。
1973年:パリ・プレタポルテ・コレクションに進出します。パリコレってやつですね。
1980年:一時撤退する。撤退理由は自分のデザインと世間の流行が違ったためとされています。
1985年:イタリアのミラノを拠点に再出発。
1987年:ミラノ・コレクションにおいて返り咲き。ここで分かるのが、ブランドコンセプトは差ほど変わっていないのですから世間の関心の変化でしょうか。ファッションが変化するのが目に見えて分かりますよね。
1997年:メンズ・コレクションを発表。
1999年:プラダ・グループブランドへ。
2000年:ジル・サンダー氏は一時経営から退く。
2003年:ジル・サンダー氏が再び経営陣に復帰。
2004年:デザインに再度携わるが、ミラノ・コレクションを最後に再び辞任。
2005年:ベルギーのデザイナー、ラフ・シモンズを新たなクリエイティブ・ディレクターに就任。
2006年:A/Wシーズン以降ラフ・シモンズがデザインディレクションを手掛ける。ラフ・シモンズも携わっていた事実。歴史を見ていくとこういうとこも面白いんですよね。
2008年:日本のオンワード・ホールディングスが買収。
2011年:セカンドラインである「ジル・サンダー・ネイビー」を展開と同時に、創業者ジル・サンダー氏が復帰。
2014年:2013年~2014SSコレクションにおいて創業者ジル・サンダー氏はクリエイティブ・ディレクターを退任。クリエイティブ・ディレクターにプラダなどで経験を積んだロドルフォ・パリアルンガが就任。
2017年:ロドルフォ・パリアルンガが退任し、その後、ルーシー&ルーク・メイヤー夫妻が就任。この二人に関しては先程お話したとおりになります。
ざっとこんな流れになります。
まとめ
ジル・サンダーとのコラボレーション商品としてユニクロで販売ていうたということなのですが、これって結構すごい事です。
これだけ実力のあるブランドをユニクロの商品としてユニクロ価格で販売するということなので、買うにせよ買わないにせよもし見かけたら一度手にとってはいかがでしょうか。
絶対にユニクロの商品との大きな違いを感じるでしょう。